2023.10.01
蕁麻疹
蕁麻疹とは?
蕁麻疹とは、皮膚にかゆみを伴う赤い発疹や虫刺されの時の様な膨らんだ発疹が、数時間から24時間以内に出たり消えたりを繰り返す皮膚の病気です。突然かゆみが出現するため、生活に支障を生じることがあります。
原因は?
蕁麻疹の原因はさまざまで、温熱、ストレス、睡眠不足、生活環境の変化、風邪や下痢などの感染症などが誘因となって発症することがあります。アレルギーの場合もありますが、頻度はまれです(5%程度)。また、特に原因が分からない場合も多く、特発性蕁麻疹と呼ばれます。
病型について
蕁麻疹には急性蕁麻疹と慢性蕁麻疹の2つの主要な病型があります。急性蕁麻疹は突然現れ、通常6週間未満で治まることがあります。一方、慢性蕁麻疹は6週間以上続く長期の病気で、原因が特定しづらいことがあります。慢性蕁麻疹になった場合、治療期間も長期に及びます。
蕁麻疹の診断
診察時に膨疹が出現していれば、速やかに診断が可能です。しかし、診察時には皮疹が消えている場合もあるため、その場合には病歴聴取などで判断をしていきます。症状が出現している時の皮膚の状態の写真を携帯などで撮影しておいていただけると、大変助かります。
蕁麻疹の治療
当院では、日本皮膚科学会の蕁麻疹診療ガイドラインの内容に基づいた治療を行っております。
抗ヒスタミン薬の内服治療が基本ですが、症状に応じてH2拮抗薬、ロイコトリエン抑制薬、ステロイド内服、ゾレア皮下注射などのSTEP UP治療も行っております。また、当院では、UCT(Urticaria Control Test)という蕁麻疹の評価スケールを用いて患者様毎の蕁麻疹の状況を適切に評価するように努めています。
ストレスや睡眠不足が蕁麻疹を悪化させることもあるため、心身の健康に気をつけ、生活リズムを整えることも大切です。
まとめ
当院では、日本皮膚科学会の蕁麻疹診療ガイドラインに基づいた診断と治療を実践しております。どうぞお気軽にご相談ください。
蕁麻疹とは、皮膚にかゆみを伴う赤い発疹や虫刺されの時の様な膨らんだ発疹が、数時間から24時間以内に出たり消えたりを繰り返す皮膚の病気です。突然かゆみが出現するため、生活に支障を生じることがあります。
原因は?
蕁麻疹の原因はさまざまで、温熱、ストレス、睡眠不足、生活環境の変化、風邪や下痢などの感染症などが誘因となって発症することがあります。アレルギーの場合もありますが、頻度はまれです(5%程度)。また、特に原因が分からない場合も多く、特発性蕁麻疹と呼ばれます。
病型について
蕁麻疹には急性蕁麻疹と慢性蕁麻疹の2つの主要な病型があります。急性蕁麻疹は突然現れ、通常6週間未満で治まることがあります。一方、慢性蕁麻疹は6週間以上続く長期の病気で、原因が特定しづらいことがあります。慢性蕁麻疹になった場合、治療期間も長期に及びます。
蕁麻疹の診断
診察時に膨疹が出現していれば、速やかに診断が可能です。しかし、診察時には皮疹が消えている場合もあるため、その場合には病歴聴取などで判断をしていきます。症状が出現している時の皮膚の状態の写真を携帯などで撮影しておいていただけると、大変助かります。
蕁麻疹の治療
当院では、日本皮膚科学会の蕁麻疹診療ガイドラインの内容に基づいた治療を行っております。
抗ヒスタミン薬の内服治療が基本ですが、症状に応じてH2拮抗薬、ロイコトリエン抑制薬、ステロイド内服、ゾレア皮下注射などのSTEP UP治療も行っております。また、当院では、UCT(Urticaria Control Test)という蕁麻疹の評価スケールを用いて患者様毎の蕁麻疹の状況を適切に評価するように努めています。
ストレスや睡眠不足が蕁麻疹を悪化させることもあるため、心身の健康に気をつけ、生活リズムを整えることも大切です。
まとめ
当院では、日本皮膚科学会の蕁麻疹診療ガイドラインに基づいた診断と治療を実践しております。どうぞお気軽にご相談ください。